2005年1月7日、新聞夕刊の一面トップに「美容注射で肝障害」という記事が出ました。ある女性が美容クリニックで美肌目的の月2回のプラセンタ注射を打ったところ、二ヶ月ほどしてだるさと黄疸症状が表れ、急性肝障害で入院したということでした。「プラセンタに副作用はない」という常識を覆すこの報道に利用者は驚愕しましたが、その後発表された製造メーカー側のコメントは「プラセンタは肝障害の治療薬としても使用される薬剤で、過去にこの薬剤使用で肝障害の報告はなく記事のような症例の因果関係は明確なものではない」との事。また女性は持病治療に抗生剤を長期服用しており、抗生剤には肝機能障害の副作用が有り得るので抗生剤が原因という可能性も上がったそうです。では本当に副作用はありえないのでしょうか。
点滴療法、飲むサプリメントや人気のプラセンタ研究所の化粧品「ビービーラボ」原液、原液水、濃縮ゲルなど顔につける場合を含め、重大な副作用の報告は確かにないそうですが、ただ人によっては、一時的に過敏性症状が出る事はあるようです。注射したところが赤くなったりかゆみを生じたり、だるさを感じたりします。もちろんその後に効能が現れたという感想も多いのですが、この段階で使用を中止した体験談も多くあります。体質的な事もあるので副作用とまでは言い切れないのが実情のようですね。また妊娠中にプラセンタを注入した際の危険性もよく心配されますが、穴位(ツボ)注射でなければ胎児や母体への悪影響はないそうです。ただし妊娠していることを必ず施術師に相談してください。
原料には従来、食肉牛の胎盤を多く使っていましたが、狂牛病ショック以来豚の胎盤がメインになりました。SPF豚と言われる安全性の高い育成方法をしているものが多いですね。また馬や羊の胎盤を使っているものもあります。人間の体の約20%を形成するアミノ酸については、馬は豚の平均約254倍含有するとして貴重がられています。というのは馬は豚と違って一回の出産仔数が1〜2頭と少ないので、人間並みの胎盤の厚みがあるからです。羊の場合はアミノ酸の質がヒトプラセンタエキスに近いことから吸収しやすい=効果の早さを期待させるようですね。しかし動物性プラセンタに抵抗を感じる(原液独特のにおい等も)人が多いため、最近では植物性のものが発売されています。これはライ麦の胎座や大豆の胚芽部分から抽出されたもので、独特のにおいもありません。DHCが国内初のライ麦由来の美容液「植物性プラコエンタ」を誕生させています。
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